金魚が身近な存在に

ilm17_da02042-s.jpg元禄時代(1688年から1709年)になると江戸の町にも金魚屋ができ、裕福な武士や商人たちが競って高価な金魚を買い求めるようになります。ぜいたく禁止令に触れて金魚を没収される人も出てきました。
それが普通の町民たちの間でも金魚が飼われるようになったのは江戸時代も後期の文化、文政年間(1804年~1829年)になってからのことのようです。 この頃になると、露天や町を売り歩く金魚売りが多くなり、一般庶民も広く金魚を楽しめるようになります。またたいへん立派な金魚鉢やガラスの容器も売られるようになり、さらにはアカムシやイトミミズを採取し、金魚の餌として商売をする人も現れてきています。当時の浮世絵や家具類、着物類などにも金魚の絵がよく使われたりしました。またその頃から愛知県の岡崎市の菅生神社周辺では金魚花火が打ち上げられたようです。